チャイルドライン

子どもたちの声

子どもたちの声

子どもたちの「声」からは、さまざまな大人の姿や、社会の歪みが見えてきます。子どもの声を聴く大人の責任として、そこから見える子どもたちの状況を社会に伝えていくことは、チャイルドラインのもうひとつの大きな役割です。

2021年度福島県の子どもの状況

発信端末
(会話成立616件)

発信端末 件 数
携帯・PHS 397件
固定・公衆 213件
直通電話 1件
不 明 5件
合 計 616件

性別/年齢別

性別/年齢 男子 女子 不明 合計
未就学 0 2 1 3
小学校低学年 9 26 0 35
小学校高学年 36 41 0 77
中学生 85 120 1 206
中卒~18歳 136 107 1 244
不明 36 11 4 51
合計 302 307 7 616

性別/主訴

性別/主訴 男子 女子 不明 合計
自分 132 144 5 281
学校・
フリースクール
122 111 2 235
32 4 0 70
家庭 4 29 0 33
部活 6 5 0 11
地域 4 7 0 11
ネットトラブル 2 4 0 6
職場 0 3 0 3
合計 302 307 7 616

性別/気持ち

性別/気持ち 男子 女子 不明 合計
うれしい・たのしい 0 19 1 20
幸せ 1 1 0 2
楽しみ・期待 0 8 0 8
満足・充実感 1 3 0 4
怒り・いらだち 3 12 0 15
憂鬱 8 6 0 14
不安 52 52 1 105
イヤだ 37 24 1 62
疲れ 9 18 1 28
あきらめ 2 2 0 4
つらい・苦しい 42 54 1 97
悲しい 8 6 1 15
孤独・寂しさ 3 11 0 14
人目が気になる 2 6 0 8
自分に
自信がない
13 3 0 16
恐怖・怖い 3 6 0 9
くやしい 21 2 0 23
困惑・
困っている
46 27 0 73
葛藤・迷い・
戸惑い
19 19 0 38
傷つきたくない 0 1 0 1
傷つけたくない 0 1 1 2
不明 17 16 0 33
その他 15 10 0 25
合計 302 307 7 616

性別/関係性

性別/関係性 男子 女子 不明 合計
自分自身のこと 159 177 5 341
友人・知人 71 59 1 131
先生 25 13 0 38
実父 2 17 0 19
実母 5 11 0 16
先輩・後輩 10 3 0 13
恋人 7 2 0 9
きょうだい 3 4 0 7
知らない人 3 4 0 7
顧問・指導者 1 5 0 6
同僚 2 1 0 3
祖母 1 1 0 2
近所の人 1 0 0 1
養父 0 1 0 1
その他 12 9 1 22
合計 302 307 7 616

2019年度福島県の子どもの状況

発信端末
(会話成立602件)

発信端末 件 数
携帯・PHS 377件
固定・公衆 211件
不 明 14件
合 計 602件

性別/年齢別

性別/年齢 男子 女子 不明 合計
小学校低学年 6 18 0 24
小学校高学年 24 46 1 71
中学生 53 77 2 132
中卒~18歳 179 147 2 328
不明 33 9 5 47
合計 295 297 10 602

性別/主訴

性別/主訴 男子 女子 不明 合計
自分 105 117 2 224
学校・
フリースクール
108 104 2 214
24 46 0 70
家庭 18 11 1 30
部活 8 7 1 16
地域 29 5 4 38
職場 1 5 0 6
ネットトラブル 2 2 0 4
合計 295 297 10 602

性別/気持ち

性別/気持ち 男子 女子 不明 合計
不安 30 62 1 93
困惑・
困っている
42 44 1 87
イヤだ 46 34 2 82
つらい・苦しい 36 45 0 81
葛藤・迷い・
戸惑い
13 20 1 34
その他 20 9 3 32
くやしい 23 7 0 30
不明 21 8 0 29
悲しい 15 9 0 24
恐怖・怖い 7 12 0 19
怒り・いらだち 8 5 0 13
憂鬱 5 7 1 13
自分に
自信がない
5 7 1 13
うれしい・
たのしい
4 8 0 12
孤独・寂しさ 1 9 0 10
楽しみ・期待 4 2 0 6
あきらめ 5 1 0 6
満足・充実感 2 2 0 4
人目が気になる 2 2 0 4
傷つきたくない 2 2 0 4
疲れ 2 1 0 3
傷つけたくない 2 1 0 3
合計 295 297 10 602

性別/関係性

性別/関係性 男子 女子 不明 合計
自分自身 123 117 4 244
友人・知人 71 79 4 154
実母 19 28 0 47
先生 23 14 0 37
先輩・後輩 21 5 1 27
実父 4 18 1 23
その他 12 11 0 23
きょうだい 6 6 0 12
恋人 2 9 0 11
知らない人 5 3 0 8
近所の人 2 3 0 5
顧問・指導者 3 1 0 4
祖母 1 2 0 3
祖父 2 0 0 2
同僚 1 0 0 1
施設職員 0 1 0 1
合計 295 297 10 602

年度別発着信・チャット訪問件数

全国の発着件数

年度 発信件数 着信件数 着信率
2015 605,833 202,727 33.4%
2016 563,948 209,153 37.1%
2017 465,458 198,434 42.6%
2018 478,538 186,363 38.9%
2019 438,117 180,796 41.3%
2020 552,352 151,812 27.5%
2021 457,714 162,932 35.6%

2021年度は、SNSの普及により子ども達の電話離れ、また、テレワークの浸透により“家に親がいるから電話できない”という理由からも全国的に電話の発信数が減り続けています。電話を受ける実施団体の中には、昨年度に引き続きコロナ禍の影響で、運営を縮小せざるを得ない状況下にありました。そのため、着信率は35.6%と少しずつ回復してきましたが、コロナ禍前までに戻ったとは言えません。


福島県の発着件数

年度 発信件数 着信件数 着信率
2011 4,805 855 17.8%
2012 13,569 3,021 22.3%
2013 17,975 5,284 294.%
2014 23,070 8,771 38.0%
2015 14,467 4,519 31.2%
2016 9,013 3,519 39.0%
2017 4,534 1,911 41.2%
2018 5,245 2,026 38.6%
2019 3,787 1,671 44.1%
2020 4,555 1,164 25.6%
2021 4,268 1,494 35.0%

福島県からの発信件数は、2014年度がピークで23,070件、2021年度は、4,268件で、着信率は35.0%と少なく、子供たちの電話に十分な対応ができていません。コロナ禍における影響により、子どもたちは学校生活の変化、また保護者も自宅でテレワークが増えるなど、これまでの生活スタイルが大きく変わりました。様々な形で家族がぶつかり合ったり、或いはこれまで以上に親に気を遣ったりする子どもたちがいました。子どもたちからは、心身への不安や、家族関係、学業・進路についての電話が増えた一方で、電話を受ける実施団体もコロナ禍の影響で「受け手」の人数を少なくして対応せざるを得ない状況でした。


全国のチャット訪問件数

年度 訪問件数 書き込み件数 対応件数 対応率
2019 48,207 10,503 3,790 36.1%
2020 84,841 17,574 6,992 39.8%
2021 121,714 27,273 8,712 31.9%

チャットは、毎年訪問件数、書き込み件数が増えています。また、開設日でない日にも200件以上の訪問がありました。それだけの子どもが「チャットを始める」をタップしてくれています。
2021年11月は「児童虐待防止推進月間」に合わせ、チャイルドライン全国キャンペーンを実施しました。電話とチャットは毎日対応し、一部地域では時間延長もしました。11月はチャットの訪問件数は増加しました。
2022年1月から開設日が【毎週木・金・土、第1・3水曜】に増えましたが、まだまだチャットは求められています。


※この内容は、チャイルドラインに実際にかかってきた電話やチャットをもとにプライバシーに配慮して再構成したものです。
母さんが病気で、ずっと寝ている。朝ご飯はたいてい食べないで学校に行く。
学校が終わったら友達の家で遊んでいるんだけど、友達のうちはうらやましい。
うちは貧乏なんです。みんなかわいいものとか持っていて、いいなって思うけれど、買ってほしいとは言えません。
お母さんは、いつも疲れているのであまり話ができない日もあって、私がいることで迷惑かけているのではないかと考えてしまいます。
パパとママがいなくて今夜もひとり、さみしいなあ。
どうしてうちはこうなんだろう。
仲よかった友達がこの頃私を避けているみたいで悩んでいるんですけど。
みんなで話していても私がいくと黙ってしまうし…この間、他のグループの子が、私の陰口を言っているよって教えてくれたんだけど、私は何を言われているのかわからなくて心配で。私は何も悪いことしていないのになんでだろう。
僕は何もしていないのに、教室で歩いていると足をかけてくる。背中をバーンって強く殴られることもある。この間は、大切にしていた筆箱が壊された。給食に消しゴムのかすを入れられたこともある。

子どもたちの感想

一緒に真剣に悩みを聞いてくれてすごく力になった。途中で感情的になって泣いちゃっても、「ゆっくりでいいよ」っていってくれて、嬉しかった。何度でも、どんな悩みでも聞いてくれるから安心できる。名前を聞かれないところもとってもいい。
ものすごくすっきりして気持ちが楽になりました。来年から学校に行けるように、頑張ってみます。そして、お母さんにきちんと話をしてみたいと思います。
TOP